◇日系製造企業の中期有望国、中国が21年間連続の首位から転落
　 −労働コスト上昇が響き４位へ〜ＪＢＩＣが年次調査−
　　　■インドネシアが初のトップ〜２位のインドは得票率減らす
　　　■中国事業の縮小・撤退は数％にとどまる〜治安への不安は増加
　　　■ミャンマー進出企業の３割弱、電力インフラで事業に支障
　　　■新規の海外法人は中国が最大／北米で急増
　　　■海外生産比率・海外売上高は再び上昇〜自動車の海外生産拡大へ
　　　■８割強の企業が海外事業を強化・拡大の意向
　　　■海外市場の販売先は日系メーカーが最大

◇ＪＦＥエンジ、インドネシアでセメント工場向け発電設備を受注
　 −廃熱回収発電設備を導入〜投資額50億円−
　　　■セメンインドネシアと業務提携〜環境事業での協業も視野

◇東芝、インドネシアのバンドン市でスマートコミュニティのＦＳ
　　　■経産省、スマートコミュニティの海外展開でＦＳ計14件を採択

◇インドネシア政府、ＰＰＰ方式によるチラマヤ新港の建設を計画
　 −２期でコンテナ年間750万TEUの港湾〜2022年開港予定−
　　　■タンジュンプリオク港の混雑緩和に向け新港を開発
　　　■首都圏開発計画のフラッグシップ案件〜日本も支援を検討

◇2012年度円借款案件の受注状況��コンサル〜成約総額が６割減
　 −中東がゼロ〜インドの鉄道とケニアの港湾で大型案件−
　　　■地域別／南アジアが東南アジアを抜き首位〜アフリカ急伸
　　　■国別／インドが首位〜常連の越とインドネシアが奮わず
　　　■分野別／運輸が８年連続トップ〜全体の６割強占める
　　　■案件別／10億円超の大型案件はわずか２件〜前年度は８件
　　　■企業別／オリコンが６件受注で成約額トップ〜４位まで日本勢
　　　■日本企業の受注比率が６割超える〜コンサル業務の受注額
　　　■2012年度全体は日本からの調達が半減〜ＪＩＣＡ年次報告書

◇2012年度円借案件の受注状況��本体工事〜９％増の5,463億円
　 −タイで都市鉄道の大型案件が続出〜日本企業の関与は低下−
　　　■地域別／東南アジアが全体の６割占める〜受注額が倍増
　　　■国別／タイが首位に躍り出る〜越・印・イラクが続く
　　　■分野別／運輸が全体の７割弱を占める
　　　■案件別／バンコクの都市鉄道がトップ２〜計1,500億円強
　　　■企業別／タイのイタルタイが４案件獲得で首位〜住商４位
　　　■企業の本拠地別／日本企業の受注比率が大幅ダウン〜応札も

◇大林組ＪＶ、インドネシアのジャカルタＭＲＴ建設で高架区間受注
　 −同案件３工区目の成約〜土木工事全工区の施工業者決定−

◇東急建設、インドネシアのジャカルタＭＲＴ建設で高架区間受注
　 −２工区を計225億円で成約〜2018年６月の完工を予定−

◇日本海洋掘削、インドネシアとマレーシアの沖合で掘削関連業務受注
　 −インドネシアのナツナ沖合とマレーシアのマレー半島沖合向け−
　　　■インドネシアにはジャッキアップ型リグのHAKURYU-11投入
　　　■マレーシアにはセミサブマーシブル型リグのHAKURYU-5投入

◇第２回ＬＮＧ産消会議、都内で開催〜50の国・地域・国際機関から参加
　 −生産国と消費国がＬＮＧの価格体系を議論/高価格構造が焦点−
　　　■日本など消費国・生産国・国際機関から有力者が多数参加
　　　■アジアの消費国がＬＮＧ価格の引き下げと購入条件で訴え
　　　■日本が主導して諸消費国間の連携推進

◇東洋エンジ、インドネシアでエチレンプラントの能力増強工事を受注
　 −グループのＩＫＰＴと共同でＥＰＣ業務を受注−

◇日本工営、インドネシアの水力発電所新設で権益を取得〜7.2MW
　 −海外ＩＰＰに初めて出資〜総事業費16億円−

◇ＪＧＣインドネシア、インドネシアで潤滑油ブレンディング装置受注
　 −シェルから潤滑油ブレンディング装置向けのＥＰＣ業務を受注−

◇関西電力、インドネシアの水力発電事業で長期売電契約〜47MW
　 −新規開発案件に49％出資／海外資産5,000MWめざす−

◇ＪＡＰＥＸ、2013年度設備投資計画は前年度比6.4倍の1,620億円
　 −イラクとカナダの大型開発案件中心に海外向けが大幅増−
　　　■中期事業計画に基づき海外Ｅ＆Ｐ事業に投資集中
　　　■イラクのガラフ油田開発〜生産開始に向けて最終準備中
　　　■カナダのオイルサンド拡張開発〜2016年に生産スタート
　　　■カナダのシェールガス・ＬＮＧプロジェクト〜ＦＥＥＤに着手
　　　■インドネシアでは天然ガス開発プロジェクトを推進

◇旭硝子、インドネシア子会社で電解/ＶＣＭ/ＰＶＣ設備を増設
　 −投資額は400億円/2015年末までの稼働予定−

◇ＩＮＰＥＸ、2013年度設備投資計画は73.2％増の１兆1,310億円
　 −イクシスＬＮＧなど海外プロジェクトを推進−
　　　■中長期ビジョンに基づき上流事業に重点投資
　　　■カシャガン油田プロジェクト〜2013年後半に生産開始
　　　■イクシスＬＮＧプロジェクト〜開発作業が順調に進捗
　　　■アバディＬＮＧプロジェクト〜ＦＥＥＤ作業を推進
　　　■プレリュードＦＬＮＧの推進/アフリカ・米国で新規開発に参画
　　　■権益取得と探鉱投資も積極推進

◇2012年度海外プラント・エンジニアリング成約実績調査〜日機輸
　 −成約額は９％減も過去３番目の実績／件数は微増−
　　　■地域別／アジアが全体の６割超える〜西欧・北米は低迷続く
　　　■機種別／交通インフラが成約額８倍増〜化学は近年で最低の実績
　　　■大型案件の比重増す〜パキスタンで繊維の超大型２案件
　　　■国別／ベトナムが68億ドルでトップ〜大型案件を積上げ
　　　■競合国の韓・独・米も軒並み減少〜中国は伸長

◇清水建設ＪＶ、インドネシアのジャカルタで地下鉄工事２工区受注
　 −受注総額は約170億円〜2.6km×２本のシールド工事等−

◇三井住友建設、インドネシアのジャカルタＭＲＴで地下土木受注
　 −同国初の地下鉄工事〜現地フタマカリヤと156億円で成約−

◇エリア・国別注目プロジェクト総点検�B〜東南アジア��
　 −インドネシアの首都圏インフラ開発に日本が協力−
　　　■シンガポール：ゴムプラント建設で日本企業のＥＰＣ受注に期待
　　　■フィリピン：都市鉄道の延伸に商機〜ＳＴＥＰ円借款決定
　　　■インドネシア：ジャカルタのインフラ開発で45件の優先事業
　　　■ミャンマー：将来の有望市場〜電力等のインフラ整備が急務

◇インドネシアのジャカルタＭＲＴ、地下土木工事で施工業者決定
　 −清水建設と大林組のＪＶが２工区〜三井住友建設が１工区−
　　　■コンサルタント選定で入札進展〜車両入札補助は日本工営ＪＶ

◇スマトラ島の石炭火力ＩＰＰ新設、５月に事業権入札を公示か
　 −三井物産・三菱商事がＰＱに参加〜山元で1,980MW新設−

◇インドネシアのジャワ南線複線化Ｐ３、一部工区で土木入札締切
　 −円借款供与案件〜日本企業参加の３チームが競合−

◇ＪＩＣＡ、2012年度下期公募のＰＰＰインフラＦＳを採択〜計８件
　 −ミャンマーの空港・港湾案件を選定〜調査費を負担−

◇ＪＩＣＡ、インドネシアの発電所新設２件で円借〜設計に68億円
　 −超々臨界圧石炭火力1,000MW／地熱20MWと調査井掘削−

◇インドネシアの60MW地熱発電所新設、工事の再入札を締切る
　 −ジャワ島カモジャンの円借案件〜住商、丸紅など応札−

◇インドネシア政府、既設大型火力ＩＰＰ３カ所の拡張を検討
　 −三井物産、住商、丸紅に打診〜日程等の詳細は未定−

◇東洋エンジ/ＩＫＰＴ、インドネシアでアンモニアプラントを受注
　 −設計・調達・建設・試運転までの一括請負業務を担当−

◇世界の原発、2035年に最低でも21％拡大〜エネルギー経済研究所
　 −ウラン燃料は需給緩和へ〜アジアの対外依存度は高く−
　　　■ＩＡＥＡ、原発は2050年に最低27％増を予測〜比率は低下

◇世界51カ国の原子力発電政策〜半数以上が積極姿勢も不透明感
　 −露・中・印が意欲的〜東欧・旧ソ連諸国は軒並み前向き−
　　　■安倍政権は「2030年代原発ゼロ」を見直しへ〜原発輸出は継続

◇ＩＮＰＥＸ、アバディＬＮＧ計画でＦＬＮＧのＦＥＥＤ作業を開始
　 −日揮・テクニップ他連合とサイペム・千代田他連合に発注−
　　　■ＦＬＮＧのＦＥＥＤは日揮連合とサイペム連合に発注
　　　■海底生産施設のＦＥＥＤは英ウッドグループに発注

◇ＪＢＩＣ、日本の製造業による海外事業展開を調査〜24回目
　 −尖閣・竹島問題後に追加調査を実施−
　　　■中国の海外法人は生産が中心〜東南アジアで販売を強化
　　　■企業の８割以上、海外事業で強化・拡大の姿勢を維持
　　　■海外生産比率はやや減少〜中期的には上昇見通し
　　　■中・印が有望国のトップ２を維持〜インドネシアが３位に躍進
　　　■尖閣で中国事業の65％が影響受ける〜台・韓は８割強が影響なし
　　　■中国事業は継続もリスク分散を視野に〜完全撤退はゼロ

◇2011年度 円借款案件 応札者リスト
　 【フィリピン、インドネシア、インド】